Nikon Z6II VS CANON EOS-R6 VS Sony α7RIV ポートレート対決

Nikon Z6II VS CANON EOS-R6 VS Sony α7RIV ポートレート対決

Nikon Z6IIを発売日に購入しました。
Nikonのカメラを買うのは、D850を購入して以来となるのですが、久しぶりに良いドキドキを味わう事が出来ました。

興奮してひっくり返したまま写真を撮る筆者。 まるでZ9IIを見ているよう。

というわけで、カメラ比重でポートレートがメインの自分は、やっぱり人物撮影でしょ。ということで、比べてみた。

こんな満面な笑みで写真を撮っていますが、このカメラ機材を見ていただきたい。

ん・・・・・

ん???

ん・・ん・・・んんんん

ニコンZ6II Z70-200mmf2.8S

キャノン EOS-R6 RF24-70mmf2.8

ソニー α7RIV EF24-70mmf2.8GM

いくらかかってるんだ!!!!

早速3つのカメラで撮り比べをしてみました。

早速3つのカメラで撮り比べをしました。

3機種ともファクトリーリセット後、jpgを最高画質にセットしてマニュアルモードで撮影をした。

以前、Z7で撮影比較を行った際はZ7が黄色よりになり、細かい設定が必要ということだったが、今回はどうなるだろうか。
そして、解像感がどんなものなのか検証をしていく。

曇りの人肌描写。

撮って出しjpgとなります。

70mm f2.8 ss200
同じ設定だと明るさに差が生まれてしまうため、左からISO 400 320 320となっております。

EOS-R6は、うまくホワイトバランスが取れないタイミングだったのでしょうか。
紫寄りになってしまいました。
Z6IIは派手な黄色。SONYは中間という感じでしょうか。

解像感で言うと、やはりニコンはさすがですね。

 

つぎはこちら。

はやり解像感を見ていくとやはりZ6IIでしょうか。
EOS-R6も流石です。SONYに関しては線が細いという感じでしょうか。

一方、肌の色を見ていくとZ6IIの肌のりがドウランのようになってしまっています。
※こちらは原因がわかりましたので後日アップさせていただきます。

この3枚を見ると、CANONの肌再現のすばらしさを痛感します。
人気が高いわけですね。
簡単に綺麗に見える肌描写。

ニコンはカリカリの少し濃いめの描写。

SONYはアンバーですが、綺麗な写真という感じでしょうか。

そして最後はこんな感じ。
やはりニコンは肌の色がべったり。

ん゛~~~~

ニコンは肌表現が苦手??

さて、今回の検証でZマウントの解像力を改めて認識させられた。

そして、同時に肌表現、これだいじょうぶなの??
という問題が浮上した。

また、Nikonのホワイトバランスが黄色に倒れがちになる点だった。

 

よくよく使ってみると、そんなことはなかった。

さて、よくよくこのカメラを使っていくと、Nikon独特の仕様が原因となっているようだ。
情報を集めると、適正なポートレートを撮影するには、ホワイトバランスやピクチャーコントロールを適切に設定してやる必要があるようだ。
特にピクチャーコントロールの初期値はスタンダードではなく、auto(勝手にカメラが判断するよ)というモードの為、人物に向かない表現が出てしまうというロジックのようだ。

1.ホワイトバランスのモードをauto(白優先)にする。
2.ピクチャーコントロールをポートレートに設定する

で解決ができるようである。
ニコンはホワイトバランスautoにも3種類あり、白優先にすると一番きれいに肌を再現してくれる。
また、この肌再現はコントラストや彩度などが問題となっており、ピクチャーコントロールで改善される。

次回、設定後との肌表現を検証していきます。