SONYさん、FE50mmf1.2GMレンズを発表してしまう

SONYさん、FE50mmf1.2GMレンズを発表してしまう

さて、ついに発表されました
SONY FE50mmf1.2

今回はこのレンズについて皆様と見ていければと思います。
ソニーユーザーの方は、待ちに待ったレンズなのではないでしょうか。

Eマウントで、軽くて、f1.2
これは、ここまで開発をすすめて、ノウハウを構築してきたソニーだからこそ作ることができるレンズです。

ソニーのレンズはこれまで軽いなんて言う印象は全くなかったのですが、
FE20mmf1.2Gのレンズ以降、レンズの描写能力が異常に上がりながらも、非常にコンパクトに、非常に軽くなっています。
フルサイズかいのマイクロフォーサーズ目指してるんじゃないの?位のポジションを貫き通す構えをしっかりと見せてきているソニー。

今回のFE50mmf1.2GMのレンズは、そんな魅力がたくさん詰まったレンズになっているのではないかと思います。

発売日と価格は?

さて、肝心な発売日と価格は!?

2021年4月23日発売予定

価格は、1999ドル=> 22万円前後?という予想です。
ちなみに、現時点で各社の50mmf1.2のレンズは価格comの値段で
キャノン¥289,575
ニコン ¥243,503

キャノン高いなぁと思いつつ、ソニーはここら辺スタートなので、もしかしたら10万円台を実現してしまうかもしれませんね。

スペックについて

レンズ構成 10群-14枚
最小絞り (F値) F16
絞り羽根 (枚) 11
最短撮影距離 (m)40cm (Nikonが45(撮像面),キャノンが40cm)
手ブレ補正 – (ボディ側対応)
テレコンバーター 非対応
外形寸法 最大径x長さ (mm)
ソニー 87mm×108mm
ニコン 89.5mm×150mm
キャノン 89.8mm×108mm

質量 778g
ニコン 1090g
キャノン 950g

 

そう、今回の一番のポイントは、
小型軽量を維持しながらf1.2の開放F値を実現したことなのです。
昔から、f1.2のレンズは意外とたくさん出ていたりしますが、
その中でもAFで、かつ小さい軽いというコンセプトで作られたレンズはこれが初めてなのではないでしょうか。
そして、
FE12-24f2.8GMに続き、ナノARコーティングIIが使われているので、今までのレンズとは一線を画しフレアやゴーストを低減させ、抜けの良い写真が撮れるレンズとなっております。

そして、もう一つ、今回注目のポイントは、
レンズの上面にフォーカスホールドボタンが付いていること。
今まで、レンズの左側のみについていたホールドボタンですが
縦撮影の時に押しにくいのなんのということで、上面にも設置されていて、縦撮影でも大活躍しそうでございます。

ここに見出しテキストを追加

今回、このレンズで撮影された写真が、公式サイト以外でもありましたので、リンクを張っておきます。

ここからは、写真を見たうえで個人的な感想をお伝えしていければと思います。

良い点

FE20mmF1.8Gレンズ以降、シャープという描写表現が一回り引き締まりました。
FE35mmGMもしかり、レンズのシャープさは、Eマウントとしてはかなり見事だと思います。
軽量、小型、そして低価格と三拍子そろったレンズとしては、素晴らしい出来ではないでしょうか。

悪い点

周辺減光が結構ありそう
この辺はいつものやつだと思いますが、やはりこの辺との戦いが、Eマウントでの戦いになってくるのではないかと思います。

 

ボケが好きか嫌いかという部分
これは好みが分かれると思うのですが、公式サイトの写真を見るととてもきれいだなぁと思ったのですが、先ほどのリンク先の写真を見ると、個人的にはボケがウルサイのかなぁと思えたりもします。
これは、ボケのもとになる被写体の都合もあるので、使ってみなければわからないのですが、個人的にはこの辺はニコン、キャノンに軍配かなぁという感想です。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。
軽量化、小型化に特化したソニーらしい映りを求める方には非常に素晴らしいレンズになるのではないかと思います。
個人的には、描写のテストとして、ZマウントFE50mmf1.2Sと比べてみたい所はございます。

正直、このクラスのレンズになると各社99点なのか、98点なのかみたいなそんな争いになってくると思いますが、切り口が分かれている分、どのレンズも納得して購入することができるのではないかと思っております。