FUJIFILM GFX100S発表。一億画素中判カメラ

FUJIFILM GFX100S発表。一億画素中判カメラ

2021年 2月下旬 発売
価格:¥692,010(2021/02/03価格コム)
有効画素 1億200万画素
中判サイズ(少し小さめ) ミラーレスカメラ

キーワードは 1億画素×機動性

キーワードは102MP×MOBILITYということで、一億画素と機動力を併せ持った、スペシャルな中判カメラの登場となります。
今回のこのGFX100S。前機種のGFX100よりもより手軽に撮影する事をコンセプトに作られているようです。
手持ちでの簡易的な撮影に特化するため、軽量化やボディ内手振れ補正の強化が行われています。

気になるスペック

レンズマウント

レンズマウントは、FUJIFILM Gマウント。
FUJIFILMの中判専用のレンズマウントとなります。
マウント径:65.00mm フランジバック:26.70mm

撮像素子

43.8mm×32.9mm ベイヤーCMOSセンサー 原色フィルター採用
センサーはGFX100に比べ、20%小型化に成功しています。

有効画素数

約1億200万画素。

GFX100と同様となり、非常に豊かなダイナミックレンジにより、味わい深い写真を撮影する事が出来る

画像処理エンジン

X-Processor 4。
GFX100から据え置きとなる。

記録メディア

SDメモリーカード (~2GB)/SDHCメモリーカード (~32GB)/SDXCメモリーカード (~2TB)/UHS-I対応/UHS-II対応/ビデオスピードクラスV90対応*1
高価な記録媒体がマストにならないため、非常に手軽に撮影を楽しむ事が出来る。

連写

CH連写にて約5.0コマ/秒

ファインダー/EVF

0.5型有機ELファインダー 約369万ドット
視野率:視野率約100%

最新フルサイズミラーレス機には届きはしないが、見やすいファインダー。

液晶モニター

3.2型3方向チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター
アスペクト比:4:3
ドット数:約236万ドット

一般のフルサイズでは3-3.2型が通例となる為、大きさは同様の大きさとなり、GFX100とも同様のドット数となる。

静止画撮影可能枚数

ノーマルモード時:約460枚

GFX100では、電池が2つ入る仕様で約800枚となっていたので、電池1個の撮影枚数としては、以前よりも多くなっている。

サイズ

(幅)150.0mm×(高さ)104.2mm×(奥行き)87.2mm (最薄部44.0mm)

GFX100よりもかなり小さく、5000万画素のGFX50Sとほぼ同じくらいの大きさまで、小型化を成功している。

重さ

約900g(バッテリー、 SDメモリーカード含む)

1億画素の中判カメラとしては非常に軽く、手持ち撮影も可能な範囲内ではないだろうか。

手振れ補正/IBIS

6段。

GFX100では5.5段だったため更なるモビリティーの追及が行われている。

中判カメラ=どっしり構えて撮るカメラ の時代は終わり

中判カメラが、どっしりと構えてゆっくりとるという時代は終わり、手持ちでも手軽に撮影できるカメラになる時代がやってきた。

大型軽量化に加えて、小型化、さらに6段のIBISの搭載により、より1億画素を身近に感じる事が出来るようになったのではないだろうか。

センサーサイズが今後のカメラ業界の鍵

マイクロフォーサーズ、APS-C、フルサイズ、中判と多くのミラーレスカメラが開発されてきた。

今後、携帯電話になれてしまった人々に一番刺さるカメラがどんなカメラになるのかは、非常に楽しみなポイントです。

個人的には、一番の鍵を握るのがセンサーサイズで、軽量化の流れに行くのか、更なるクオリティーを追求していくのか、はたまた両方が求められるのか。

動向をしっかりと見ていきたい。

【軽くて小さい夢の1億画素】FUJIFILM GFX100S 発表 フジフィルム フジフィルム最新中判ミラーレスカメラ SONY α1より安い!

【人物作例】EOS-R5 VS GFX100 85mmポートレート対決 RF85mm F1.2 L USM GF110mmF2 R キャノン VS フジフィルム CANON とFUJIFILM

【中判お写ン歩】FUJIFILM GFX100でお写ン歩してみた。GF110mmF2 R LM アジサイ 街撮りスナップ